1973年6月22日竣工した南海大橋は、南海郡と河東郡を結ぶ全長660mに至る美しい懸垂橋だ。忠武公・李舜臣将軍の露梁海戦があった所であり、島と島の間に沈む日没が壮観で、春には桜花見通りが美しい。

2003年4月28日に開通し、韓国最高の観光名所となった‘昌善・三千浦大橋’は、南海・昌善島と三千浦の間にある3つの島を5つの橋で結んだ全長3.4kmの連陸橋だ。5つの橋は全て異なる工法で作られており、それぞれの個性を誇っている。

原始漁業である竹防簾とともに水中にまで暗い影を落とす赤く美しい昌善橋を見ると、誰もが感嘆を惜しまない。満ち潮と引き潮が交差する知足海峡に架かる昌善橋は、昌善面知足村と三東面知足村を結ぶ長さ440mのコンクリート斜張橋で、95年12月20日に開通した。去る93年に聖水(ソンス)大橋が崩壊する数日前に起った昌善橋の崩壊は、南海郡民にとっては 思い出したくない出来事でもある。